焼沢
しょうさわ
名詞
標準
文例 · 用例
二時半豆焼沢に着いて、お茶を煮ながら昼餉の残りを平げる。
— 木暮理太郎 『奥秩父の山旅日記』 青空文庫
新道は水晶谷と豆焼沢との間に蟠っている黒岩尾根(仮命名)の南側を千八百二十七米九の三角点ある峰まで下ると、左斜に折れて、豆焼沢を滝川谷との合流点よりも一町許上の方で渡って、二百米程上ったまま小さな谷川を横切り、次第に滝川谷に近づいて終に旧道と合するのである。
— 木暮理太郎 『秩父の奥山』 青空文庫
秩父惻は豆焼沢の外には水が無い。
— 木暮理太郎 『秩父の奥山』 青空文庫
それが今一段進んでその辺で炭を焼く、石灰を焼くとかいう段になるとそれでは済まぬのであるいは炭焼沢であるとか灰谷であるとか七之助|竈であるとかいう名を附ける。
— 柳田國男 『地名の研究』 青空文庫
況んや之に加ふるに川俣、日光澤の温泉、絹沼の靈境、炭燒澤、梵天岩の奇景を以てするをや。
— 田山花袋 『日光山の奧』 青空文庫
是里人の炭を燒く所、呼んで炭燒澤と稱するもの。
— 田山花袋 『日光山の奧』 青空文庫
一番困つたのは燒澤の落合に近い所で、右手の本流には名のありさうな瀑が懸つてゐる。
— 沼井鐵太郎 『黒岩山を探る』 青空文庫