本を出す
ほんをだす
表現動詞-五段-サ行
標準
to publish a book
文例 · 用例
―― 九 そこへ、祖母が帰って来たが、何んにも言わず、平吉に挨拶もせぬ先に、「さあ」と言って、本を出す。
— 泉鏡花 『国貞えがく』 青空文庫
僕は口語體で讀み易い譯本を出すことに贊成しますね。
— 森林太郎 『ロビンソン・クルソオ』 青空文庫
現在のこの世の中で、本を出す主体となっているのは、企業である出版社です。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
初めての本を出すにあたって、私は抜きがたい影響を自分に与えた体験とじっくり向き合いたいと考えました。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
義理の母と云ふのが、さう云ふ商売にあり勝ちの女で、資本を出す男から男へ移るうち、結局は世間の恨みを買って、没落した。
— 原民喜 『透明な輪』 青空文庫
興行物としての損益はわかりませんが、もし損失があっては資本を出す考えでいる野見さんに迷惑が掛ることになります。
— 高村光雲 『佐竹の原へ大仏をこしらえたはなし』 青空文庫
一體、私は木曾のやうな田舍に生れて、少年時代に自分の着る物でも食べるものでも多くは家で手造りにしたやうなものであつたから、そんな幼少の頃からのならはしが自然と私の内に浸み込んで居て、自分で自分の本を出すといふ場合にも物を手造りにするやうな悦びを覺えた。
— 島崎藤村 『桃の雫』 青空文庫
「何だか自分の作った唄の本を出すんだとさ。
— 徳田秋声 『爛』 青空文庫
作例 · 標準
自分の料理レシピをまとめて本を出すのが、長年の夢だった。
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彼は自費出版で本を出し、その内容がSNSで大きな話題を呼んだ。
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出版社から声がかかり、来春に本格的なビジネス書を出すことになった。
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