無電
むでん
名詞
標準
wireless
文例 · 用例
事務長ガ無電ヲ神戸港ノ司令部ニ打ツ 兵来リテ汽車ニテ○○へ急グ 航行中ノ運送船ヨリ縄梯子ヲ降シ、モーターボートヨリ兵乗リウツル。
— 附・戦線便り 『陣中日誌(遺稿)』 青空文庫
今では発動機船に冷蔵庫と無電装置を載せて陸岸から千海里近い沖までも海の幸の領域を拡張して行った。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
――顧祝同が、津浦線停車場と、無電局を占領している。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
爆破された無電局の、天に突きさゝるようなアンテナ柱は、半分どころからへし折れ、傾き、倒れかゝっていた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
アノ高々と聳立している無電塔や議事堂も、事によると本物ではないかも知れない。
— 夢野久作 『恐ろしい東京』 青空文庫
と、はっきりと大きくは唸ったものの、すぐとその後から、ゴウゴウゴウと何処かの無電がしっきりなく邪魔をしかけて、それからの義太夫も太棹も聴いてる方で頭を鑢でこすられるようで苦しかった。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
それがまた、地球外の不快な何かの囂々音らしい無電の妨害までが挟まっては、まるで悪魔の洞窟にでも堕ちたような気がする。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
だが、技師も今は眠っているはずだし、無電でもあるまい。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
作例 · 標準
山岳部での緊急連絡手段として、小型の無電装置を装備に加えた。
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「こちら無電、感度良好。現在の位置を報告する」と救助隊が無線を入れた。
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かつての豪華客船には、常に無電士が待機し、陸上との交信を担っていた。
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ウィキペディア曖昧さ回避
無電(むでん) 無線電信の略。 無線電話の略。 給電・通電されていないこと。例:無電区間=デッドセクション。
出典: 無電 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0