築石
つきいし
名詞
標準
文例 · 用例
築石や、棚畑や、ふかき昼を日の照り、時うつる、この片岨。
— 北原白秋 『新頌』 青空文庫
築石や、棚畑や、ふかき晝を日の照り、時うつる、この片岨。
— 北原白秋 『新頌』 青空文庫
君とわたしもそのとほり、夫婦の頑固な築石とならずにいつまでも恋する仲で居ませうよ。
— 與謝野晶子 『晶子詩篇全集拾遺』 青空文庫
察するに女山の神籠石の如く、穴と穴とを築石にて必ず連続せしものなるべく候。
— 喜田貞吉 『周防石城山神籠石探検記』 青空文庫
畏れ多いご比較ではあるが、吉野の御陵には、雑草が離々と茂いて、ここの何分の一の御築石もない――穢れもくそもあるものか、俺は、斬る」「そう云うなら勝手にしたまえ」「見ておれ」 彼が、大刀を抜こうとすると、「武市さん、およしなさいよ」 笛のお菊ちゃんが、後ろに来ていた。
— 吉川英治 『松のや露八』 青空文庫