郡名
ぐんめい
名詞
標準
文例 · 用例
」「私の生れは…………」「××県××郡名取村三百二十八番地だな」「はい、いいえ、わとみ村であります。
— 平出修 『公判』 青空文庫
国郡のごとき行政区画のできるはるかに前から、火山の名が存し、それが顕著な目標として国郡名に適用されたであろうとは思われるが、これも確証することはむつかしい。
— 寺田寅彦 『火山の名について』 青空文庫
翌慶長五年關ヶ原の功に依つて筑前國を貰つた長政は、年の暮に始て粕屋郡名島の城に入つた。
— 森鴎外 『栗山大膳』 青空文庫
但し帶方の郡名は漢時になきを以て、之を改めて韓とせるは、其の注意の至れる處なれども、左の條の如きは、猶全く其の馬脚を蔽ひ得ざるなり。
— 内藤湖南 『卑彌呼考』 青空文庫
帶方 漢末公孫氏が遼東に據りたる時、置きたる郡名にして、魏が公孫氏を亡ぼせる後も、之に因りたり。
— 内藤湖南 『卑彌呼考』 青空文庫
松下見林が帶方會稽郡名。
— 内藤湖南 『卑彌呼考』 青空文庫
余が見る所にては、魏使の上陸地點は、恐らくは松浦郡名護屋附近ならん。
— 内藤湖南 『卑彌呼考』 青空文庫
美馬の郡名は、みぬまあるいはみつま・みるめと音価の動揺していたらしい地名である。
— 折口信夫 『水の女』 青空文庫