風立つ
かぜだつ異読 かぜたつ
Godan verb with 'tsu' ending動詞-自動詞
標準
to blow (wind)
文例 · 用例
(座敷は二階かい、)と突然頬被を取って上ろうとすると、風立つので燈を置かない。
— 泉鏡花 『歌行燈』 青空文庫
風立つ中を群って、颯と大幅に境内から、広小路へ散りかかる。
— 泉鏡花 『妖術』 青空文庫
そよとばかり風立つままに、むら薄の穂|打靡きて、肩のあたりに秋ぞ染むなる。
— 泉鏡花 『清心庵』 青空文庫
けさは俄かに秋風立つ。
— 岡本綺堂 『慈悲心鳥』 青空文庫
おまけに月も風立つた空に時々光を洩らしてゐた。
— 芥川龍之介 『ピアノ』 青空文庫
暑い日がやや沈みかけて、涼風立つ頃、今まで只一色大海の様に白い泡をたぎらせて居た空はにわかに一変する。
— 宮本百合子 『農村』 青空文庫
もう四時近く、日はエギュイユの蔭に沈んで、やや風立つと、寒くて寒くてたまったものではない。
— 辻村伊助 『スウィス日記』 青空文庫
作例 · 標準
「おっ、急に風立ってきたな。嵐になる前に、外に出している植木鉢を玄関に入れよう。」
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遮るもののない山頂に立つと、どこからともなく冷ややかな風立つ音が聞こえ、秋の訪れを知る。
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「おいおい、そんなに強く風立つ中でキャンプファイヤーなんて無理だ。火事になるぞ。」
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夕凪が終わり、海の方から爽やかに風立つ瞬間が、一日のうちで最も心地よい時間だ。
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