モロッコ革
モロッコがわ
名詞
標準
morocco leather
文例 · 用例
戻ったときには容疑者の姿はなく、衣装箪笥がこじ開けられており、モロッコ革の小箱が空のまま鏡台の上に放置されていた。
— THE ADVENTURE OF THE BLUE CARBUNCLE 『蒼炎石』 青空文庫
王女さまはまだわかいので、裳裾もひかず、金の冠もかぶっていませんでしたが、目のさめるような赤いモロッコ革のくつをはいていました。
— DE RODE SKO 『赤いくつ』 青空文庫
』しかし今は、その顎も見なければ、顔も眺めないで、いきなり、寝起きのままの服装で、モロッコ革の深い上靴をはいた。
— または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊 『死せる魂』 青空文庫
娘たちは上を金モールで巻いた、青や赤や桃いろのリボンで拵らへた頭飾をかぶり、縫ひめ縫ひめを赤い絹絲でかがつて小さい銀の花形をつけた薄いルバーシュカを身につけ、背の高い踵鉄をうつたモロッコ革の長靴をはいて、まるで雌孔雀のやうに軽快に部屋ぢゆうを踊りまはつた。
— VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI 『ディカーニカ近郷夜話 前篇』 青空文庫
背中をソファーのモロッコ革から起す度びに、体温で革にひっ附いていた服の剥がれる響がびりびりと背に応えた。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
そこで直ぐさま掘り出してみると、それは金の飾りや留金のついてゐる上品なモロッコ革の箱であつた。
— スティーヴンスン 『若い僧侶の話』 青空文庫
ゴリオ爺さんは学生が彼に背中を向けている瞬間を捉えて、暖炉の上に赤いモロッコ革に包まれた箱を置いた。
— Le Pere Goriot 『ゴリオ爺さん』 青空文庫
」 けれども、まりは、モロッコがわの着物を着ていて、自分では、じょうひんなお嬢さんのつもりでいましたから、そんな申し出には返事もしませんでした。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『いいなずけ』 青空文庫
作例 · 標準
高級な鞄には、モロッコ革がよく使用される。
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このブックカバーは、手触りの良いモロッコ革でできている。
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モロッコ革の靴は、耐久性があって長く使える。
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