副手
ふくしゅ
名詞
標準
assistant
文例 · 用例
そして私はその三年目、仕事の都合でとうとうモリーオの市を去るようになり、わたくしはそれから大学の副手にもなりましたし農事試験場の技手もしました。
— 宮沢賢治 『ポラーノの広場』 青空文庫
相手は学校出たての若い副手達である。
— 織田作之助 『俗臭』 青空文庫
この実験の秘密はこの教室で仕事をしている副手や助手にさえも洩した事はないのだから、彼等は唯、何か非常に高遠な実験らしい……ぐらいにしか心得ていないのであるが、実は他愛ない……しかもステキに面白い実験なのだ。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
今云った天狗猿博士の乾分で、法医学の副手をやっている男が、是非とも中位のセパードが一匹欲しい。
— 夢野久作 『超人鬚野博士』 青空文庫
そこでその副手から鋭利なゾリンゲン製の鋏を一挺借りて、その日一日中と、あくる日の夕方までかかって市中の屋敷町という屋敷町をホツキ歩いたが、誰でも知っている通りセパード級の犬になるとどこの家でもナカナカ外へ出さない。
— 夢野久作 『超人鬚野博士』 青空文庫
この一人息子は当大学出身の医学士で、M内科の副手になって論文を書いている秀才……という訳だ。
— 夢野久作 『無系統虎列剌』 青空文庫
自分はまだ研究室の副手にすぎず、独立して生計を営む自信がないから、兄の援助を断たれると、直ちに生活ができなくなる、純情や理想の問題じゃなく、現実の問題だから、と云って、暗然として面を伏せ、天を仰いで長大息、サメザメと暗涙をしぼらんばかりの御有様とある。
— ――ゴロー三船とマゴコロの手記―― 『ジロリの女』 青空文庫
大学の副手の手当なんて、配給のタバコを買うにも足りないのです。
— ――ゴロー三船とマゴコロの手記―― 『ジロリの女』 青空文庫
作例 · 標準
大学の研究所で副手として働きながら、博士論文の執筆を続けている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
教授の指示に従い、副手が学生たちの実験実習の補助にあたった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
副手の仕事は雑用も多いが、研究の最前線に触れられるので非常に刺激的だ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
ウィキペディア
副手(ふくしゅ)とは、旧制大学等で助手または助教の下にいて研究室の仕事や研究の補助の役をする人。教務職員、教務補佐員が同様のポストに該当する。
出典: 副手 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0