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然程

さほど
副詞頻度ランク #7118 · 青空 57
1
標準
(not) so
文例 · 用例
此の木村父子は小身でもあり、武勇も然程では無い者であったから、秀吉は氏郷に対して、木村をば子とも家来とも思って加護って遣れ、木村は氏郷を親とも主とも思って仰ぎ頼め、と命令し訓諭した。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
木村父子は武辺も然程では無く、小勢でもある。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
佐沼は豊間よりは西北、古河よりは東に当るが、豊間と古河との距離は直接にすれば然のみ距って居らぬとは云え、然程に近い訳でも無いのに、是の如く手際|能く木村父子が樹に離れた猿か水を失った鮒のように本拠を奪われたところを見ると、一揆の方には十分の準備が有り統一が保てて居て、思う壺へ陥れたものと見える。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
戦の度毎に戦死と覚悟してかかるのが覚悟有る武士というものでは有るが、一寸おかしい、氏郷の心中奥深きところに何か有ったのではないかと思われぬでもないが、又|然程に深く解釈せずとも済む。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
たゞ其の驍勇慓悍をしのぶためのみならば、然程にはなるまいでは無いか。
幸田露伴 平将門 青空文庫
それでずっと後になっては、何処其処の長が家といえば、娼家というほどの意味にさえなった位であるが、初めは然程に堕落したものでは無かったから、長の家の女の腹に生れて立派な者になった人々も歴史に数々見えている。
幸田露伴 連環記 青空文庫
夢に会ったということと、現に会ったということとは、然程違うことでは無い。
幸田露伴 連環記 青空文庫
丁謂は恐しいような、又|然程でも無いような人であるが、とにかく異色ある人だったに違い無く、宋史の伝は之を貶するに過ぎている嫌がある。
幸田露伴 連環記 青空文庫
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