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過不及

かふきゅう
名詞
1
標準
excess or deficiency
文例 · 用例
修業に修業が積み、生命の流れが過不及なしに流れている人、すなわち正念を常に保ち得ている人は、何事をしても決して過不及なしに、物事の本当のところにはずれることなく、ちゃんと当て嵌って行く。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
それからまたたんたんたる言葉をもって過不及なしの話を語りつづける。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
この過不及のない補い方は全く実相の理に明るい達識の人に望まれます。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
認めて、過不及なく使って行く事が生命である。
岡本かの子 阿難と呪術師の娘 青空文庫
書を讀めば其の書と我が全幅の精神とが過不及無く相應じ相對して居り、算盤を取れば算盤の上に我が全幅の精神が打向つて居るのが張る氣の氣合である。
幸田露伴 努力論 青空文庫
一つ一つの能力の優秀さが全然目立たないほど、過不及無く均衡のとれた豊かさは、子路にとって正しく初めて見る所のものであった。
中島敦 弟子 青空文庫
天気を一巡するもの六期を一備となし、地紀を終わるもの五歳を一周と為す、君火は明を以ってし、相火は位を以ってする、五と六と相合して七百二十気を一紀となす、凡て三十年なり、千四百四十気、凡て六十年なり、そして太過不及(過ぎたり及ばなかったり。
幸田露伴 努力論(現代訳) 青空文庫
そしてこれに飯を盛るに、婢をして盛らしむるときは、過不及を免れぬといって、飯を小さい櫃に取り分けさせ、櫃から椀に盛ることを、五百の役目にしていた。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫
作例 · 標準
この仕事では、過不及なく任務を遂行することが求められる。
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料理の味付けは、過不及にならないよう常に注意を払っている。
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彼の哲学は、何事も過不及を避け、中庸を重んじる点にある。
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