自棄
じき
名詞頻度ランク #21804 · 青空 496 例
標準
desperation
文例 · 用例
――額をみ給へ――一度は神も客観してやりました――不合理にも存在価値はありませうよだが不合理は僕につらい――こんなに先端に速度のある自棄 々々 々々下駄の歯は僕の重力を何といつて土に訴へます「空は興味だが役に立たないことが淋しい――精神の除外例にも物理現象に変化ない」ガラスを舐めて蠅を気にかけぬ
— 中原中也 『(古る摺れた)』 青空文庫
自棄のない詩は神の詩か凡人の詩かそのどつちかと僕が決めたげます
— 中原中也 『(テンピにかけて)』 青空文庫
謝源はもうシツカリ自暴自棄に陥つて居た。
— 太宰治 『地図』 青空文庫
が、壊われなかったので、此の世の中でも踏みつぶす気になって、自棄に踏みつけた。
— 葉山嘉樹 『セメント樽の中の手紙』 青空文庫
そんな自棄を云うもんじゃないよ。
— 葉山嘉樹 『浚渫船』 青空文庫
凍る深夜の白い息吐きが――そしてたちまちはげしい自棄の嘆きが荒く飛んで聴衆はほとんど腸を露出するまでに彼女の唄の句切りに切りさいなまれると、其処に抉出される人々の心のうずきはうら寂びた巴里の裏街の割栗石の上へ引き廻され、恥かしめられ、おもちゃにされる。
— 岡本かの子 『巴里の唄うたい』 青空文庫
そして自暴自棄になり、毎夜の如く市中の酒場を飮み※り、無茶苦茶にバカの浪費をして、自殺の場所を探してゐる。
— 萩原朔太郎 『酒に就いて』 青空文庫
自棄的な言葉が唇をもれる。
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
作例 · 標準
失恋のショックで、彼は自棄になって酒を飲んだ。
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すべてが嫌になり、自棄になって仕事を辞めてしまった。
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自棄を起こさず、冷静に対処することが重要だ。
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