引っ張り込む
ひっぱりこむ
動詞-五段-マ行動詞-他動詞
標準
to drag in
文例 · 用例
お米を自分の店へ引っ張り込むなぞということは、とてもお半の承知する筈がない。
— 幽霊の観世物 『半七捕物帳』 青空文庫
それが今度、かの六三郎とこんな訳になってしまって、しまいにはだんだんに増長して、真っ昼間でも自分の家へ男を引っ張り込むという始末になったもんですから、小屋主ももう打っちゃっては置かれなくなりました。
— 岡本椅堂 『子供役者の死』 青空文庫
「友人の細君に逢ったところで、その細君が櫛を落したから、拾っていると、君が来て、無理に引っ張り込むものだから、出て往って見ると、もういなかったよ、この櫛さ」 私は右の手にしていた櫛を出して見せた。
— 田中貢太郎 『妖影』 青空文庫
「お春さんも自分の家へ引っ張り込むのは奉公人なんぞの手前もあるので、わたくし達の泊まっていた宿屋を出逢い場所にして、いつもお留という女中がその使いをしていたらしいんです。
— 岡本綺堂 『探偵夜話』 青空文庫
若しこれがアベコベだったら鵜烏に小さい鉄片をつけて置いて、液中に電磁石をしのばせれば、電磁石の吸引力で鵜烏を水中に引っ張り込むことが出来るのだが、如何にせんそれとは全く逆であるのだから駄目だ。
— 海野十三 『科学者と夜店商人』 青空文庫
」「家へ引っ張り込むの。
— 徳田秋声 『爛』 青空文庫
そして、最初は下手の方から、菰を被せたのを流して来るんですが、さて伊右衛門の前に来ると、それを浪幕の陰から、手際よく引っ張り込むんです。
— 小栗虫太郎 『人魚謎お岩殺し』 青空文庫
架相というのは、財産のありそうな奴を見立てて自分の幇に引っ張り込む一種の誘拐者である。
— 国枝史郎 『さまよう町のさまよう家のさまよう人々』 青空文庫
作例 · 標準
彼は友人を無理やりパーティに引っ張り込んだ。
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この騒動に、私も巻き込まれて引っ張り込まれてしまった。
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新入社員を歓迎会に引っ張り込み、楽しい時間を過ごした。
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