破壊主義
はかいしゅぎ
名詞
標準
destructionism
文例 · 用例
さてこの合祀に引き続き、この新宮の地より最多数すなわち六名の大逆徒を出し、その輩いずれも合祀の最も強く行なわれたる三重と和歌山県の産なるは、官公吏率先して破壊主義と悖逆の例を実示せるによる、と悪評しきりなり。
— 南方熊楠 『神社合祀に関する意見』 青空文庫
まのあたり古社、旧蹟を破壊して、その惜しむに足らざるを示し、さて一方に無恥不義きわまる神職をして破壊主義の発生を妨遮せしめんとするは、娼妓に烈女伝を説かしめ、屠者に殺生禁断を主張せしむるに異ならず。
— 南方熊楠 『神社合祀に関する意見』 青空文庫
この時に当たりて自由論派は何故に共和主義または破壊主義と目せられしや。
— 陸羯南 『近時政論考』 青空文庫
禅学徒の中には、偶像や象徴によらないでおのれの中に仏陀を認めようと努めた結果、偶像破壊主義者になったものさえある。
— 茶の本 『茶の本』 青空文庫
「前略、僕は破壊主義の男ではない。
— 甲賀三郎 『支倉事件』 青空文庫