金を遣う
かねをつかう
表現動詞-五段-ウ行
標準
to spend money
文例 · 用例
「他人の金を遣うのも、やはりよくないことなのだ」 そこで黄英が言った。
— 田中貢太郎 『黄英』 青空文庫
遊び歩くという以上、どうで碌なことはしないに決まっているし、叔父さんは随分お金を遣うそうで、叔母さんは大変に心配しているんだよ。
— 岡本綺堂 『蜘蛛の夢』 青空文庫
田舎へ行脚に出掛けた時なども、普通の旅籠の外に酒一本も飲まぬから金はいらぬはずであるが、時々|路傍の茶店に休んで、梨や柿をくうのが僻であるから、存外に金を遣うような事になるのであった。
— 正岡子規 『くだもの』 青空文庫
しかも叔母はそれで、大変な恩恵を私に与えてくれたかのように、「ねえお母さん、自分で子供を生まないってことは考えて見ると随分損ねえ、こうして心配しいしいお金を遣うんだから……」なんて、祖母に言うのだった。
— ――獄中手記―― 『何が私をこうさせたか』 青空文庫
……のみならずバード・ストーン団長を初めとして皆パッパと金を遣うらしく、新聞界や花柳界にわいわいと騒がれているなぞ、見る毎に聞く毎に私自身が馬鹿にされたり、当てつけられたりしているような感じがしているところであった。
— 夢野久作 『暗黒公使』 青空文庫
「なんでも彼等は旦那や俺の遣方が悪いようなことを言って――無暗に金を遣うようなことを言って――俺ばかり責める。
— 島崎藤村 『家(下巻)』 青空文庫
』『ある一人の悪漢が、親に内緒で金を貢いで、学校を抜け出させて、段々と堕落させる様に仕向け、嘘を吐くこと、金を遣うこと、盗みをすることなどを教わったのでございます』『それはドーブレクですか?
— モウリス・ルブラン 『水晶の栓』 青空文庫
作例 · 標準
たまの休日くらいは、家計を気にせずにパーッと金を遣いたい。
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「あーあ、今月も使いすぎちゃった」「もっと計画的に金を遣わないとダメだよ」
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見栄を張るために金を遣うのは、空虚な自己満足に過ぎない。
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彼は人付き合いが良いが、飲み代にばかり金を遣っているのが心配だ。
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