町人風情
ちょうにんふぜい
名詞
標準
(the likes of) a mere tradesman
文例 · 用例
町人風情の照子とか、毛唐人のFなどは、これが若し昔ならとうに吾輩の手打になつてゐるところだ。
— 牧野信一 『或る日の運動』 青空文庫
れッきとした二本差がいわれもなく素町人風情の下風についてなるものか。
— 京へ上った退屈男 『旗本退屈男 第四話』 青空文庫
何ぞ仔細がのうては町人風情に追従する筈はあるまいと存じておったが、わははは、わははは。
— 京へ上った退屈男 『旗本退屈男 第四話』 青空文庫
お口|丈は立派なことを云つていらしつても、一歩裏へ廻ると、我々町人風情よりも、抜目がありませんからな。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
あんまり沒義道なことをされると、町人風情もツイそんな心持になるぢや御座いませんか」 平次は少しも責手をゆるめません。
— 迷子札 『錢形平次捕物控』 青空文庫
あんまり没義道なことをされると、町人風情もツイそんな心持になるじゃございませんか」 平次は少しも責手をゆるめません。
— 迷子札 『銭形平次捕物控』 青空文庫
にもかかわらず、その豪奢を見つつ、奉行所の眼も光らなければ、借りたおされた鼈甲屋呉服屋があるということも聞かず、ましてや、由縁もない町人風情が門扉のうちを知るよしもなかった。
— 吉川英治 『剣難女難』 青空文庫
作例 · 標準
貴族たちは、町人風情(ちょうにんふぜい)の意見には耳を貸さなかった。
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彼は、自分を町人風情(ちょうにんふぜい)と卑下するが、その実力は本物だ。
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そんな町人風情(ちょうにんふぜい)が、この店の品質を語る資格はない。
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