百八つ
ひゃくやっつ
数詞
標準
108
文例 · 用例
百八つでしたね」と睦まじいものなり。
— 柴田流星 『残されたる江戸』 青空文庫
燭台の光が煌々とかがやき渡って、金泥の襖に何かしら古の物語めいた百八つの影を躍らせているのだった。
— 乾雲坤竜の巻 『丹下左膳』 青空文庫
もうおよそ何時頃であろうか、百八つの梵鐘はまだ加十の頭の中で陰々と鳴りはためいているのに、見上ぐれば月はもう大分傾いてちょうどJOAKの鉄塔の上に、それとても確かに月であるかどうか、朦朧たる加十の眼には確かには映じて来ぬのである。
— 久生十蘭 『魔都』 青空文庫
諸行煩悩の百八つの鐘は、人をして一年のあらゆる諸行へ反省を呼び起させる。
— 火の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
百八つの鐘はまだ遠く近く鳴りつづけている。
— 火の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
作例 · 標準
除夜の鐘を百八つ突くのは、人間に備わった煩悩の数と同じだからだ。
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数珠の珠が百八つあるのも、仏教的な深い意味が込められている。
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「煩悩を百八つ数え終わる前に寝てしまった」と、彼は苦笑いしながら話した。
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