つかみ所がない
つかみどころがない
表現形容詞
標準
vague
文例 · 用例
実際それは堪へられない苦しさと痛さだけれども、つかみ所がないのだ。
— 素木しづ 『青白き夢』 青空文庫
思索によってのみ自分を捕えようとする時には、自分は霧のようにつかみ所がない。
— 和辻哲郎 『生きること作ること』 青空文庫
つかみどころがないのです。
— 血の降るへや 『右門捕物帖』 青空文庫
まだ十九、可愛い顔をしています」 放二の言葉は淡々として、つかみどころがない。
— 坂口安吾 『街はふるさと』 青空文庫
おたねとかなえがどんな生いたちをし、どんな親きょうだいをもっているか、また、いまでも親きょうだいがいるのかどうか、――これらのことは、この「街」の他の住人たちと同様、すべてがあいまいでつかみどころがない。
— 山本周五郎 『季節のない街』 青空文庫
だから裕美子にとっての彼の最初の印象は、つかみどころがないまでに若い雑文書き、というものだった。
— 片岡義男 『七月の水玉』 青空文庫
「そんなセリフは飽きのきた女にでも言うといい」「では、そうしよう」 こうなると、小川という男は、もう、つかみどころがない。
— 片岡義男 『彼のオートバイ、彼女の島』 青空文庫
いやもっと遠い先は観ておられるに相違ないが」「つかみどころのないことを」「そう、つかみどころがない――それがあのお方そのものだな。
— 風花帖 『私本太平記』 青空文庫
作例 · 標準
彼女の性格はつかみ所がなく、何を考えているのか全く読めない。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼の描く抽象画はつかみ所がなく、見る人それぞれに異なる解釈を与えた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
「あの政治家の発言、いつもつかみ所がないから、真意がどこにあるのかさっぱりだね。」
幻辭AI · gemini-2.5-flash