艮
ごん異読 こん・え
名詞
標準
gen (one of the trigrams of the I Ching: mountain, northeast)
文例 · 用例
」と玉野が指す、大池を艮の方へ寄る処に、板を浮かせて、小さな御幣が立っていた。
— 泉鏡花 『伯爵の釵』 青空文庫
」と玉野が指す、大池を艮の方へ寄る処に、板を浮かせて、小さな御幣が立つて居た。
— 泉鏡花 『伯爵の釵』 青空文庫
かつて出羽の飛島へ仙台の人渡れるに、八十余の婆語りしに、世には馬という獣ありと聞けり、生前一度馬を見て死にたしと(『艮斎間話』上)。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
円瓢坊は円い瓢箪、客怪は坤河の鯰、乾野の馬頭、辰巳の方の三足の蛙、艮山の朽木とその名を解いて本性を知り、ことごとく棒で打ち砕いて妖怪を絶ち、かの僧その寺を中興すと載す。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
』 これ安積艮齋の紀行の一節也。
— 大町桂月 『親子遠足の感』 青空文庫
予にも三子あれども、幸に艮齋の子の如き病氣なし。
— 大町桂月 『親子遠足の感』 青空文庫
二月の一夜きさらぎ寒のゆふべや、牧のうなゐも通はね、眺めよ、寂しき末黒小野に、ささら河門水かれて、濕ひ足らぬ荒びや、艮風のかざ吹、羽むけ強に、根白たか萱うら葉のいたづらさやぎにささと鳴りぬ。
— 薄田泣菫 『泣菫詩抄』 青空文庫
尤も左傳には一ヶ處艮之八といふのがあり、國語には一ヶ處泰之八があり、得貞屯悔豫皆八也、といふこともあるが、これは九六の變ずる爻を以て占ふ者とは異つた法だといはれて、古來その解釋が徹底しない。
— 内藤湖南 『易疑』 青空文庫
作例 · 標準
易経の八卦の一つに艮があり、山を象徴する。
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艮は「止まる」という意味を持つ卦として知られている。
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風水において、艮の方角は北東を指す。
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ウィキペディア
艮(ごん)は八卦の一つ。卦の形は☶であり、初爻・第2爻は陰、第3爻は陽で構成される。または六十四卦の一つであり、艮為山。艮下艮上で構成される。
出典: 艮 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0