離合
りごう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
alliance and rupture
文例 · 用例
要するに不思議な運命のそれ自体単純にして、それを織成す無限に複雑な因子の離合の間に、今や我々に既に分つたことは、宮沢賢治は死後間もなく認めらるるに至つたといふことである。
— 中原中也 『宮沢賢治全集』 青空文庫
換言すれば、両眼の位置に基づいて、水平は一般に事物の離合関係を明瞭に表わすものである。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
レヴューでは人間の集団で作った斑点や線条が舞台の上で離合集散いろいろの運動をする。
— 寺田寅彦 『踊る線条』 青空文庫
水は斜に巨巖の上を幾段にも錯落離合してほとばしり下るので、白龍|競ひ下るなどと古風の形容をして喜ぶ人もあるのだが、この瀧の佳い處はたゞ瀧の末のところに安坐して、手近に樂々と見ることと、巖石の磊※たるをば眼前にする所にある。
— 幸田露伴 『華嚴瀧』 青空文庫
しかし、少くとも僕は、他人の夫婦の離合集散や恋愛のてんまつなどに、失敬千万な興味などを持つような、そんな下品な男でだけは無いつもりだ。
— 太宰治 『女類』 青空文庫
大は歴史の推移転変から小は個人同士の離合集散まで、殆どこの「鼻の表現」に依って影響され支配されぬものは無いときまったら、そもそもどんな騒ぎが持上るでしょうか。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
人の離合聚散の測り難きこと、また今更に驚かれぬ。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
この男の住居が黒島で、そこへその晩泊りますが、心あての俳友は大病、思いがけないその兄の内へともなわれる……何となく人間の離合集散に、不思議な隠約があるように思われて。
— 泉鏡花 『河伯令嬢』 青空文庫
作例 · 標準
人間関係は、離合集散を繰り返しながら変化していくものだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
彼らのグループは、意見の対立から離合を繰り返していた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
「まあ、人生なんて離合もあるさ。気に病むなよ。」友人は慰めた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite