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店だし

みせだし
名詞
1
標準
misedashi
文例 · 用例
この空地は羅宇しかえ屋の屋台の置場であり、夜店だしの荷車も置かれ、なお、病人もいないのに置かれている人力車は、もちろん佐渡島他吉の商売道具である。
織田作之助 わが町 青空文庫
その空地は羅宇しかえ屋の屋台の置場であり、夜店だしの荷車も置かれ、なお、病人もいないのに置かれている人力車は、長屋人の佐渡島他吉の商売道具である。
織田作之助 わが町 青空文庫
」 他吉は子守歌をうたい、そして、狭い路地をすれすれにひいてはいると、水道場に鈍い裸電灯がともっていて、水滴の音がぽとりぽとり、それがにわかに夜更めいて、間もなく夜店だしが帰って来る時分だろうか、ひとり者の〆団治がこそこそ夜食を食べているのが、障子にうつっていた。
織田作之助 わが町 青空文庫
まぐろのさしみにトマトの輪ぎり、赤貝の酢のものにチキンライスと、こう赤いものづくめでは、共産党の店だしのようではござりませぬか。
北大路魯山人 狂言『食道楽』 青空文庫
2 ――右門は逐一のその陳述を聞いてしまうと、ややしばし腕を組みながら、じっとまなこを閉じて、なにごとかを考えつづけていましたが、だんだんと不審な徴候をみせだしました。
耳のない浪人 右門捕物帖 青空文庫
かにが みせだし とこやでござるチョッキン チョッキン チョッキンナ 歌っているうちに、みんなの気持は、いつのまにか晴れてきていた。
壺井栄 二十四の瞳 青空文庫
せっかく忠顕が熱意をみせだしたのに、話をかえて。
建武らくがき帖 私本太平記 青空文庫
すると、この反間の計は、まもなく、その効を、後宮のうちにみせだしていた。
建武らくがき帖 私本太平記 青空文庫
作例 · 標準
「厳しい修行期間を終えた彼女は、今日いよいよ舞妓として店だしの儀式を迎える。」
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店だしの日は、真っ赤な衣装に身を包んだ新米舞妓が、挨拶回りに奔走する。」
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「花街全体が、有望な新人の店だしを祝うおめでたい雰囲気に包まれている。」
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