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儼乎

げんこ
形容詞-たる副詞-と
1
標準
grave
文例 · 用例
天祖はじめて基をひらき、神代を経て、神武天皇その統を伝え、万世一系の皇室が儼乎として日本を治め給う神国の真の姿の自覚こそ、明治維新の原動力になったのである。
太宰治 惜別 青空文庫
手に取られない、微かなような外観のものではあるが、底にはかのようにが儼乎として存立している。
森鴎外 かのように 青空文庫
此年に伊沢氏の移つた家も儼乎たる一|構をなしてゐたらしい。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
その正反対です」 と若林博士は儼乎たる口調で云い切った。
夢野久作 ドグラ・マグラ 青空文庫
黒部川対岸の崇嶺大岳は私の立っている山稜の峰頭に遮ぎられて、纔に額を覗かせているに止まるが、儼乎たる特有の山貌は紛る可くもない。
木暮理太郎 黒部川奥の山旅 青空文庫
修験者は威儀を繕い儼乎たる態度をもって岩端に屹立します。
河口慧海 チベット旅行記 青空文庫
たとえ若気の至りとは言いながら、雲水たちの一部に、こんな人間味が行われはじめたということを知った以上は、和尚として儼乎たる処置を取ることでありましょう。
慢心和尚の巻 大菩薩峠 青空文庫
なんだかこう、神聖なる刑罰其物のような、ある特殊の物、強大なる物、儼乎として動かざる物が、実際に我身の内に宿ってでもいるような心持がする。
アルチバシェッフ M. Artzibaschew 罪人 青空文庫
作例 · 標準
古都の寺院には、千年の歴史を経てもなお儼乎たる風格が漂っている。
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大統領は儼乎とした態度で壇上に上がり、国民に向けて厳しい決断を伝えた。
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「その古文書には、先祖の遺訓が儼乎として記されていた」
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