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俯き

うつむき
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #41128 · 青空 7
1
標準
facing downward
文例 · 用例
少年は上目づかひに、腰元の顔を見しが、涙ぐみて俯きぬ。
泉鏡花 紫陽花 青空文庫
今、この瞳に宿れる雫は、母君の御情の露を取次ぎ参らする、乳の滴ぞ、と袂を傾け、差寄せて、差俯き、はらはらと落涙して、「まあ、稚児の昔にかえって、乳を求めて、……あれ、目を覚す……」 さらば、さらば、御僧。
泉鏡花 草迷宮 青空文庫
女は仕末に悪いや」と熱寒の咬み合うべそ掻き笑いをして俯きます。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
三、敵の冑の吹返し俯き、指物動かずば剛敵、吹返し仰むき、指物動くは、弱敵なり。
菊池寛 長篠合戦 青空文庫
少女は又|俯きて坐せり。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
」少女は卓越しに伸びあがりて、俯きゐたる巨勢が頭を、ひら手にて抑へ、その額に接吻しつ。
森鴎外 うたかたの記 青空文庫
前なる人は俯きて歩み来ぬれば、縁広き帽に顔隠れて見えざりしが、今|木の間を出でて湖水の方に向ひ、しばし立ちとどまりて、片手に帽をぬぎ持ちて、打ち仰ぎたるを見れば、長き黒髪を、後ざまにかきて広き額を露はし、面の色灰のごとく蒼きに、窪みたる目の光は人を射たり。
森鴎外 うたかたの記 青空文庫
彼は、顔を一層赤くしながら、俯き加減に、じっと畳の上を、見詰めて居たようだったが、その眸は湿んで居るようにさえ、雄吉には思われた。
菊池寛 神の如く弱し 青空文庫
作例 · 標準
例句
2
標準
lying face down
作例 · 標準
例句