三士
さんし
名詞
標準
文例 · 用例
二桃三士を殺すの計とも異なるが、一席の会合が三人の身の上である。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
思慮ある二三士の慰撫に依て漸く無事に治るは治つたが、俄に和樂愉悦の夢を破られ、容易ならぬ敵を近くに發見せる心持で、人の氣合が屹と引きつめられた。
— 伊藤左千夫 『古代之少女』 青空文庫
政次、重休、季忠三士の首が今川の本営に送られた事を善照寺に在って聞いた信長が切歯して直にその本軍をもって今川軍に向わんとしたのも無理はない。
— 菊池寛 『桶狭間合戦』 青空文庫
そして同じやうに三士氏の肩越しに、この名高い独逸の脚本を覗き込んでゐたが、暫くすると、「マグダだね。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
月輪の三士、軍之助、各務房之丞、山東平七郎とても同じこと。
— 乾雲坤竜の巻 『丹下左膳』 青空文庫
真夜中ごろであろうか、一大音響をたてて船が衝突すると、あらしをついて栄三郎、泰軒が、左膳の船中へ乗り入り、まもなく月輪の三士をことごとく斬りふせたとき!
— 乾雲坤竜の巻 『丹下左膳』 青空文庫
」三士曰御申通ニ御座候。
— イロハ丸航海日記 『坂本龍馬手記』 青空文庫
夫より三士宿ニかへる。
— イロハ丸航海日記 『坂本龍馬手記』 青空文庫