忸々
忸々
名詞
標準
文例 · 用例
路で逢ふ人には、何日になく忸々しく此方から優しい聲を懸けた。
— 石川啄木 『天鵞絨』 青空文庫
よく眠れたかとか、郷里の夢を見なかつたかとか、お吉は昨晩よりもズット忸々しく種々な事を言つてくれたが、『お前さん達のお郷里ぢや水道はまだ無いでせう?
— 石川啄木 『天鵞絨』 青空文庫
路で逢ふ人には、何日になく忸々しく此方から優しい声を懸けた。
— 石川啄木 『天鵞絨』 青空文庫
よく眠れたかとか、郷里の夢を見なかつたかとか、お吉は昨晩よりもズツト忸々しく種々な事を言つてくれたが、『お前さん達のお郷里ぢや水道はまだ無いでせう?
— 石川啄木 『天鵞絨』 青空文庫
そして富江の阿婆摺れた調子、殊にも信吾に対する忸々しい態度は、日頃富江を心に軽んじてゐる智恵子をして多少の不快を感ぜしめぬ訳にいかなかつた。
— 石川啄木 『鳥影』 青空文庫
そして富江の阿婆摺れた調子、殊にも信吾に對する忸々しい態度は、日頃富江を心に輕んじてゐる智惠子をして多少の不快を感ぜしめぬ譯にいかなつた。
— 石川啄木 『鳥影』 青空文庫
』と校長は忸々敷、『時に、奈何でした、今日の演説は?
— 島崎藤村 『破戒』 青空文庫
』と校長は忸々敷調子で言つた。
— 島崎藤村 『破戒』 青空文庫