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仄か

ほのか
形容動詞頻度ランク #18471 · 青空 491
1
標準
faint
文例 · 用例
この計画的になされたものでこそなかつたが、仄かな表現や、語の気紛れな使用こそ、来るべきサンボリスムを予兆せる所のものである。
中原中也 デボルド―※ルモオル 青空文庫
春雨や小磯の小貝|濡るほど 終日|霏々として降り続いている春雨の中で、女の白い爪のように、仄かに濡れて光っている磯辺の小貝が、悩ましくも印象強く感じられる。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
それで、こういう風の定りというものは『万葉集』等には仄かに見えるけれども、まだすべてを調べない。
橋本進吉 古代国語の音韻に就いて 青空文庫
客は仄かな明るいものを自分の気持ちのなかに点じられて笑う。
岡本かの子 青空文庫
乳のあたり、腰から太股のあたりが、カンテラの魔のような仄かな光に揺れて闇の中に浮び上っている。
黒島傳治 土鼠と落盤 青空文庫
雪をおとして立つ鳥に、   妻がけはひのしるければ、仄かに笑まふたまゆらを、  松は畳めり風のそら。
宮沢賢治 文語詩稿 一百篇 青空文庫
電燈の反射をうけて仄かに姿を見せている森。
梶井基次郎 ある心の風景 青空文庫
爾時何事とも知れず仄かにあかりがさし、池を隔てた、堤防の上の、松と松との間に、すっと立ったのが婦人の形、ト思うと細長い手を出し、此方の岸を気だるげに指招く。
泉鏡花 木精(三尺角拾遺) 青空文庫
作例 · 標準
部屋には、かすかな花の香りがほのかに漂っていた。
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彼の言葉に、ほんの少しの希望がほのかに見えた気がした。
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遠い昔の記憶が、ほのかに蘇ってきた。
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