一分別
ひとふんべつ
名詞
標準
careful consideration
文例 · 用例
はてな、この度胸だら盗賊でも大将株だ、と私、油断はねえ、一分別しただがね、仁右衛門よ、」「おおよ。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
余りの事に、これは一分別ある処と、三日|二夜、口も利かずにまじまじと勘考した。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
はじめに恐入っていた様子じゃ、確に業をしたに違いませんが、もう電車を下りますまでには同類の袂へすっこかしにして、証拠が無いから逆捻じを遣るでございます、と小商人風の一分別ありそうなのがその同伴らしい前垂掛に云うと、こちらでは法然天窓の隠居様が、七度捜して人を疑えじゃ、滅多な事は謂われんもので、のう。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
……ふーッ、さて、こう度胸の据った処で、一分別遣ッつけよう。
— 泉鏡花 『卵塔場の天女』 青空文庫
作例 · 標準
あそこで怒鳴り散らすのは簡単だが、ここは大人の一分別が必要だ。
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一分別のない行動で、せっかく築いた信用を失ってしまった。
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若いうちは勢いも大事だが、時には立ち止まって一分別しなさい。
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