雑史
ざつし
名詞
標準
文例 · 用例
本朝書籍目録などの分類によると、帝紀の項に、旧事本紀・古事記から、六国史及び、日本紀私記其他雑史書類までも収めて居る。
— 折口信夫 『日本書と日本紀と』 青空文庫
(七録)記傳録 國史・注暦・舊事・職官・儀典・法制・僞史・雜傳・鬼神・土地・譜状・簿録(隋志)史部 正史・古史・雜史・覇史・起居注・舊事・職官・儀注・刑法・雜傳・地理・譜系・簿録七録にあつて隋志にないのは鬼神であるが、如何なる種類のものであるかは分らない。
— 内藤湖南 『支那目録學』 青空文庫
隋志に新たに出來たのは古史・雜史の二つであるが、これはもと國史の中に入つてゐたのであらう。
— 内藤湖南 『支那目録學』 青空文庫
ただ歴史の部の中で、雜史だけは混雜が多いので注釋をしてあるが、分り易いものは注釋してゐない。
— 内藤湖南 『支那目録學』 青空文庫
更に實録・起居注・時政記・唐暦・會要・玉牒・史典・史表・史略・史鈔・史評・史贊・史草・史例・史目・通史・通鑑(通鑑の下に通鑑參據書を擧ぐ)・覇史・雜史に及んでゐる。
— 内藤湖南 『支那目録學』 青空文庫
四庫提要の時に新たに設けた部門も多少あり、子部に譜録といふ部類を作り、又史部に別史とて、雜史でもなく覇史でもなく、正史の目的で書いて之の外に出たものがあり、又詞曲類を集部に設けたる如きである。
— 内藤湖南 『支那目録學』 青空文庫