骨身
ほねみ
名詞
標準
flesh and bones
文例 · 用例
そんな時だから、どんな映画でも、骨身にしみる。
— 太宰治 『弱者の糧』 青空文庫
満目|粛殺の気に充ちて旅のうら寂しさが骨身に徹る。
— 岡本かの子 『東海道五十三次』 青空文庫
正常の教程課目として教わったことで後年直接そのままに役に立ったことは比較的わずかで教程以外に直接先生方から受けた実例教育の外には自分の勝手で自修したことだけが骨身に沁みて生涯の指導原理になっているような気がする。
— 寺田寅彦 『科学に志す人へ』 青空文庫
風邪を引いた代りにレーリーがずいぶん骨身にしみて後日の役に立った。
— 寺田寅彦 『科学に志す人へ』 青空文庫
實際、私は整頓とか、整理とか、掃除とか、片附け事とか云ふ事には殆ど興奮さへ覺へて骨身を惜しまない人間で、普通の詞で云へば、綺麗好きとか、潔癖とか云ふのらしいが、どうも聊か病的で、下らぬ暇潰しになつて仕方がない。
— 南部修太郎 『自分の變態心理的經驗』 青空文庫
彼等は、どこにまでも息子のために骨身を惜まなかった。
— 黒島傳治 『老夫婦』 青空文庫
清吉の前では快活に骨身を惜まずに働いた。
— 黒島傳治 『窃む女』 青空文庫
数千年来このような純日本的気候感覚の骨身にしみ込んだ日本人が、これらのものをふり捨てようとしてもなかなか容易にはふりすてられないのである。
— 寺田寅彦 『涼味数題』 青空文庫
作例 · 標準
極度の疲労で、骨身にまで堪えるようなだるさがあった。
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彼の描く人物は、骨身の表現がリアルだ。
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骨身を削るような努力の結果、彼は成功を掴んだ。
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