一間
いっけん
名詞頻度ランク #40683 · 青空 671 例
標準
one ken (approx. 1.8 m)
文例 · 用例
――窓の外一間の所には隣家相接して建ち在ることゝす。
— 中原中也 『夢』 青空文庫
一間置いて次の間で、着物の綻びを繕つてゐた祖母が通りかゝつた彼に訊ねた。
— 中原中也 『耕二のこと』 青空文庫
」 お鈴さんに連れられて、奧の一間にはひる。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
それほど霧で眼界を窄められていた、それだけまた神経が鋭く尖っていた、自分たちから一間ばかり、先へ離れて、雷鳥がちょこちょこ歩いて行く、こっちで停まれば向うでも停まる、歩けば先へ立って行く、冥府から出迎いにでも来た悪鳥のように、この鳥の姿が消えるとき、自分たちの運命も終焉を告げるように。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
足は、まるでよぼよぼで、一間とも歩けません。
— 宮沢賢治 『よだかの星』 青空文庫
予も起きて往て見ると母牛のうしろ一間許はなれて。
— 伊藤左千夫 『牛舎の日記』 青空文庫
その頃母は血の道で久しく煩って居られ、黒塗的な奥の一間がいつも母の病褥となって居た。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
水のように澄みきった秋の空、日は一間半ばかりの辺に傾いて、僕等二人が立って居る茄子畑を正面に照り返して居る。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
作例 · 標準
彼の部屋は、畳三畳ほどの広さで、奥行きが一間しかなかった。
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この敷地は、間口が五間あるから、かなり広い。
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縁側から庭まで一間の幅がある。
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