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名詞
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標準
文例 · 用例
ローマやナポリでアフロディテの大理石像の観照にった時とまるで同じような気持である。
九鬼周造 祇園の枝垂桜 青空文庫
私は人の居ないところで、どこか内証に帽子を被り、鴎外博士の『青年』やハイデルベルヒを聯想しつつ、自分がその主人公である如く、空想裡の悦楽にりたいと考へた。
萩原朔太郎 夏帽子 青空文庫
こんな寂しい山道では、もちろんだれも見る人がなく、気恥しい思ひなしに、勝手な空想にれると思つたからだ。
萩原朔太郎 夏帽子 青空文庫
されば私の詩風には、近代印象派の詩に見る如き官能の溺的靡亂がない。
萩原朔太郎 青猫 青空文庫
そこで「漫歩」という語がいちばん適切しているのだけれども、私の場合は瞑想にり続けているのであるから、かりに言葉があったら「瞑歩」という字を使いたいと思うのである。
萩原朔太郎 秋と漫歩 青空文庫
我れ少年の時より、學校を厭ひて林を好み、常に一人行きて瞑想にりたる所なりしが、今その林皆伐られ、楢、樫、※の類、むざんに白日の下に倒されたり。
萩原朔太郎 純情小曲集 青空文庫
鋪道に歩いてる人も馬車も、靜かな郷愁にりながら、無限の「時」の中を徘徊してゐる。
萩原朔太郎 定本青猫 青空文庫
昔のしをらしい娘たちは、かうした悲しい物語を、我が身の上にひき比べ、行燈の暗い灯影で讀みつた。
萩原朔太郎 宿命 青空文庫