去春
きょしゅん
名詞
標準
文例 · 用例
陽春二三月 楊柳斉作花春風一夜入閨闥 楊花飄蕩落南家含情出戸脚無力 拾得楊花涙沾臆秋去春来双燕子 願銜楊花入 ※裏 灯の下に横坐りになりながら、白花を恋した霊太后の詩を読んでいると、つくづく旅が恋しくなってきた。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
陽春二三月 楊柳斉作花春風一夜入閨闥 楊花飄蕩落南家含情出戸脚無力 拾得楊花涙沾臆秋去春来双燕子 願銜楊花入※裏裏」はママ] 灯の下に横座りになりながら、白花を恋した霊太后の詩を読んでいると、つくづく旅が恋いしくなった。
— 林芙美子 『放浪記(初出)』 青空文庫
去春は毎朝窓ちかくへ来て鳴いてくれたあの声、鶯は日中は遠く近くをゆきかえりして円転と嬌音をまろばした。
— 長谷川時雨 『豊竹呂昇』 青空文庫
又五日には、毛利右馬頭輝元から、秀次公、去春白井備後守を差下、如此之案紙を以、誓紙を沙汰し、入魂いたすべき旨仰せけるに因って、書き上げたる旨を、石田治部少輔を経て言上に及び、併せてその案文なるものを證拠として差し出した。
— 第二盲目物語 『聞書抄』 青空文庫
今年もそのため、冬山のつかれがぬけないのに又旅支度だが、去春の蓮華山中も実によかった。
— 中村清太郎 『ある偃松の独白』 青空文庫