どやどや
どやどや
副詞副詞-と
標準
sound of many footsteps
文例 · 用例
浴場へ行って清澄な温泉に全身を浸し、連日の疲れを休めていると、どやどやと一度に五、六人の若い女がはいって来て、そこに居たわれわれ男性の存在には没交渉に、その華やかな衣裳を脱いで、イヴ以来の装いのままで順次に同じ浴槽の中に入り込んで来た。
— 寺田寅彦 『二つの正月』 青空文庫
三等が満員になったので団員の一部は二等客車へどやどや雪崩れ込んだ。
— 寺田寅彦 『静岡地震被害見学記』 青空文庫
玄関の扉をはげしく叩く音――この降るのに誰がまあ、」と思いながら扉を開くと、どやどやと三人ばかり入って来たのは青年、壮年、老年を混ぜて三人の労働者達でした。
— 岡本かの子 『雪の日』 青空文庫
)犬の毛皮を着たり黒いマントをかぶったりして八九人の人たちがどやどや車室に入って來ました。
— 宮澤賢治 『氷と後光』 青空文庫
十時頃に床へはいって本を読んでいると門の戸が開いて皆がどやどや帰って来た。
— 寺田寅彦 『小さな出来事』 青空文庫
出るよう」 船頭は大きい声で呼ぶと、小児の手を曳いたおかみさんや、寺参りらしいお婆さんや、中元の砂糖袋をさげた小僧や、五、六人の男女がおくれ馳せにどやどやと駈け付けて来て、揺れる船縁からだんだんに乗り込んだ。
— お化け師匠 『半七捕物帳』 青空文庫
そんなに大勢でどやどや押し掛けて行くのも見っともねえ」 多吉はすぐに子分の善八を呼びに行った。
— 女行者 『半七捕物帳』 青空文庫
自動車で待ちかねていた連中がどやどやと押しよせてきた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
作例 · 標準
運動会では、大勢の生徒がどやどやとグラウンドに出てきた。
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イベント会場から、どやどやと人が出てくるのが見えた。
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休み時間になると、子供たちが教室からどやどやと廊下に出て行った。
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