寝酒
ねざけ
名詞
標準
nightcap
文例 · 用例
「まあ、やってご覧、あたしの寝酒の肴さ」 亭主は客に友達のような口をきく。
— 岡本かの子 『鮨』 青空文庫
可哀そうに、お千世は御飯炊から拭掃除、阿婆が寝酒の酌までして、ちびりちびりと苛められる上、収入と云っては自分一人の足りない勝で、すぐにお孝の病気の手当に差響くのに気を揉んで、言い憎かろう。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
その為に、阿婆の寝酒はなおあくどい。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
お父さんは寝酒の一合ぐらいを毎晩欠かさずに飲んでいました。
— 岡本綺堂 『怪談一夜草紙』 青空文庫
陰では狐とか河童とかいう綽名を呼ばれ、一種の薄気味の悪い人間として世間から睨まれながらも、彼は直接になんの迫害を蒙ることもなく、相変わらず出所の怪しい魚を安く売りあるいて、裏長屋のおかみさん達に歓迎され、自分も独り者は気楽だよというような顔をして、一合か二合の寝酒を楽しんでいるらしかった。
— 岡本綺堂 『深川の老漁夫』 青空文庫
その夜、政江は権右衛門に寝酒を出し、その中へ久振りに媚薬を混入した。
— 織田作之助 『俗臭』 青空文庫
小野を通つて帰庵したら六時を過ぎてゐた、戻るより水を汲み火を熾し飯を炊いた、もちろん寝酒は買うて戻ることを忘れてゐない。
— 大田 『行乞記』 青空文庫
……朝、眼がさめると枕頭の大徳利から二三杯、夜は澄太さんと寝酒、とかく飲みすぎて困ります。
— 広島・尾道 『行乞記』 青空文庫
作例 · 標準
寝る前に少しだけ寝酒を飲むのが、彼女の毎日の習慣だ。
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医者から、寝酒は睡眠の質を下げるから控えるように言われた。
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彼はストレスが溜まると、つい寝酒の量が増えてしまう。
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ウィキペディア
寝酒 は、就寝前に酒を飲む行為。または、そのときに飲む酒自体を指す。
出典: 寝酒 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0