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張板

はりいた
名詞
1
標準
plank used to dry wet clothes or paper
文例 · 用例
」 と軽くいって、気をかえて身を起した、女房は張板をそっと撫で、「慾張ったから乾き切らない。
泉鏡花 海異記 青空文庫
時に身じろぎをしたと覚しく、彳んだ僧の姿は、張板の横へ揺れたが、ちょうど浜へ出るその二頭の猛獣に護られた砂山の横穴のごとき入口を、幅一杯に塞いで立った。
泉鏡花 海異記 青空文庫
お天気のいゝ日には、糊を擦つて煮て、解いたものを張板へ張つた。
鈴木三重吉 桑の実 青空文庫
物置の横へ立て掛けた張板の中途から、細い首を前へ出して、曲みながら、苦茶々々になつたものを丹念に引き伸ばしつゝあつた手を留めて、代助を見た。
夏目漱石 それから 青空文庫
竹であんだ干籠に、丸いおせんべの原形が干してあったのも、その傍にあたしの着物を張った張板がたてかけてあったのも、その廻りを飛んでいた黄色の蝶と、飛び去ってしまった。
町の構成 旧聞日本橋 青空文庫
瀧子は、昼顔の花の咲いている四つ目垣のところへ張板をよせかけ、袷の赤い裏地をはっていた。
宮本百合子 鏡の中の月 青空文庫
出してやった瀧子の浴衣にくつろいで白玉もたべ終り、ゆき子は最後の赤い小布が張板にのされるのをぼんやり眺めていたが、やがてちょっと改まった声で、「ねえ、ちょっと」 瀧子によびかけた。
宮本百合子 鏡の中の月 青空文庫
物置の横へ立て掛けた張板の中途から、細い首を前へ出して、曲みながら、苦茶苦茶になったものを丹念に引き伸ばしつつあった手を留めて、代助を見た。
夏目漱石 それから 青空文庫
作例 · 標準
濡れた衣類や紙を乾かすために、洗濯物干し板(張板)が使われた。
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芸術家は、繊細な作品を乾燥させるために、特別な乾燥板(張板)を使用した。
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印刷されたばかりの紙を、乾燥板(張板)の上に慎重に置いた。
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