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川童

かっぱ
名詞
1
標準
文例 · 用例
五五 川には川童多く住めり。
柳田国男 遠野物語 青空文庫
松崎村の川端の家にて、二代まで続けて川童の子を孕みたる者あり。
柳田国男 遠野物語 青空文庫
川童なるべしという評判だんだん高くなりたれば、一族の者集まりてこれを守れどもなんの甲斐もなく、婿の母も行きて娘の側に寝たりしに、深夜にその娘の笑う声を聞きて、さては来てありと知りながら身動きもかなわず、人々いかにともすべきようなかりき。
柳田国男 遠野物語 青空文庫
この娘の母もまたかつて川童の子を産みしことありという。
柳田国男 遠野物語 青空文庫
五六 上郷村の何某の家にても川童らしき物の子を産みたることあり。
柳田国男 遠野物語 青空文庫
五七 川の岸の砂の上には川童の足跡というものを見ること決して珍しからず。
柳田国男 遠野物語 青空文庫
ある日|淵へ馬を冷しに行き、馬曳の子は外へ遊びに行きし間に、川童出でてその馬を引き込まんとし、かえりて馬に引きずられて厩の前に来たり、馬槽に覆われてありき。
柳田国男 遠野物語 青空文庫
家のもの馬槽の伏せてあるを怪しみて少しあけて見れば川童の手出でたり。
柳田国男 遠野物語 青空文庫