牙
きば異読 き・キバ
名詞頻度ランク #14615 · 青空 1024 例
標準
tusk
文例 · 用例
瞳の焦点がさだかでなく、硝子製の眼玉のようで、鼻は象牙細工のように冷く、鼻筋が剣のようにするどかった。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
百たびも牙を鳴らしてわれの欲情するものを噛みつきつつさびしき復讐を戰ひしかな!
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
――郷土望景詩――虎虎なり曠茫として巨像の如く百貨店上屋階の檻に眠れど汝はもと機械に非ず牙齒もて肉を食ひ裂くともいかんぞ人間の物理を知らむ。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
西班牙の探検者たちが、加州にシエラ・ネヴァダ山脈を見つけたよりも、三世紀も遅れている。
— 小島烏水 『火と氷のシャスタ山』 青空文庫
一代前の云い置きなどを歯牙にかける人はありそうもない。
— 寺田寅彦 『津浪と人間』 青空文庫
けれども、翁は、「命終のとき」 といって、従容とその親猪の牙にかけられて果てた。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
祖父さまは山中の猪の相撲場で、猪の仔の瓜わらべと遊び戯れているとき、猪の親に襲われ、牙にかかってお果てなされた。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
それ何とかいう西班牙の無政府主義者の女ね。
— 岡本かの子 『新時代女性問答』 青空文庫
作例 · 標準
巨大なアフリカゾウが、立派な牙を突き出して群れの先頭を堂々と歩いている。
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密猟者たちは、高価な牙だけを目当てに、罪のない野生動物を無残に手にかけた。
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シベリアの永久凍土から、マンモスの巨大な牙がほぼ完全な形で見つかったそうだ。
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