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常節

とこぶし異読 トコブシ
名詞
1
標準
Sulculus diversicolor supertexta (species of abalone or ear shell)
文例 · 用例
――鬘ならではと見ゆるまでに結なしたる圓髷に、珊瑚の六分玉のうしろざしを點じた、冷艷類ふべきなきと、こゝの名物だと聞く、小さなとこぶしを、青く、銀色の貝のまゝ重ねた鹽蒸を肴に、相對して、その時は、雛の瞬くか、と顏を見て醉つた。
泉鏡太郎 火の用心の事 青空文庫
「行くところまで行くか」「キザですわ」「この野郎」 上原さんは私の肩をとんとこぶしで叩いて、また大きいくしゃみをなさった。
太宰治 斜陽 青空文庫
えー次は、腹足類、これは四つ、あわびにとこぶしに、さざえ、たにし、この頭文字を読むと、あとさた。
海野十三 新学期行進曲 青空文庫
美しいかさねをきた子安貝、なないろのさざ波のよるとこぶし
中勘助 小品四つ 青空文庫
作例 · 標準
刺身も美味しいが、甘辛いタレで煮付けた常節は酒の肴に最高だ。
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見た目は小さなアワビのような常節だが、その旨味は決して引けを取らない。
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潮干狩りの最中に、岩の隙間に張り付いている常節を見つけた。
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