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伊勢参り

いせまいり
名詞
1
標準
Ise pilgrimage
文例 · 用例
伊勢参りをお母さんとなさったとき、偶然に郷里の消防団と一緒になって驚かれたことがありましたが、それ以来急にお年をとられたように思います。
横光利一 旅愁 青空文庫
「人国記」の流行ってきた時代――大阪人は、大阪から一足も出ないし、江戸人は、江戸の内で一生暮らしているし、もし他国へ出るなら、それは伊勢参りと、善光寺参りとが人生の二大旅行であった頃なら、そうした「概念的贅六」の観方も正しいであろうが、このごちゃごちゃ時代に、何が贅六で、誰が純粋に江戸っ子であろう。
直木三十五 大阪を歩く 青空文庫
近世の伊勢参りの如きも此形である。
折口信夫 花の話 青空文庫
道庵は、よくそんなところへ出会せる男で、いつぞやも伊勢参りをした時に、やはり、こんなような鉢合せから始まって、宇治山田の米友という珍物を掘り出したのは、この先生の手柄であります。
小名路の巻 大菩薩峠 青空文庫
翌朝、道庵は、いつぞや伊勢参りに連れて行った仙公というのを一人だけ引具して、山下に待ち合わせていますと、まもなく不動院の一行がやって来ました。
禹門三級の巻 大菩薩峠 青空文庫
伊勢参りは出発する。
第一部下 夜明け前 青空文庫
初めの奉公先を飛び出した十五のころ、汽車賃が足らず伊勢参りをやめて横浜へ流れたとき、木曜島に売り飛ばされる寸前、香港で阪大佐太郎に救われたあの日。
――放浪の末、段ボールを思いつく 私の履歴書 青空文庫
『よし、ひとつお伊勢参りに出かけてやれ』 そう決めるとかえって心ははればれとしてきた。
――放浪の末、段ボールを思いつく 私の履歴書 青空文庫
作例 · 標準
江戸時代の庶民にとって、一生に一度の「伊勢参り」は最大の娯楽であり、切実な信仰の旅でもあった。
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「せっかく三重まで来たんだから、明日は朝早く起きて、お伊勢参りをしてから帰ろうよ。」
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伊勢参りの道中、街道沿いの茶屋で名物の餅を味わうのが、旅人たちの何よりの楽しみだった。
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「抜参(ぬけまいり)」といって、親や主人に無断で伊勢参りへ出かける若者が江戸時代には後を絶たなかったという。
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2
標準
Ise pilgrim
作例 · 標準
江戸時代、一生に一度の夢とされた伊勢参りは、村中から路銀を出し合って代表者を送り出す「講」の仕組みによって支えられていた。
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現代の伊勢参りは、神宮への参拝だけでなく、門前のおはらい町やおかげ横丁での食べ歩きも大きな楽しみの一つとなっている。
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「せっかく三重まで出張に来たんだし、明日は有給を取ってゆっくり伊勢参りでもしてこようかな。」
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かつての伊勢参りでは、人々は数週間かけて険しい街道を歩き、ようやく辿り着いた五十鈴川の清流で身を清めたという。
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