送り届ける
おくりとどける
動詞-一段動詞-他動詞
標準
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文例 · 用例
新吉は此の装飾の下に雑沓の中でカテリイヌを探す自分のひと役を先ず頭に浮べたが次にリサがまたどういう工夫で今日の祭の街で自分に新らしい娘を送り届けるのか。
— 岡本かの子 『巴里祭』 青空文庫
一揆等は氏郷に対して十分|畏れ縮んで居り、一揆の一雄将たる黒沢豊前守という者は、吾子を名生の城へ人質に取られて居るのを悲んで、佐沼の城から木村父子を名生に送り届けるから交換して欲しいと請求めたので、之を諾して其翌月二十六日、其交換を了したのである。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
オレのごとき怠惰で残酷な客に、内に秘めた原石の輝きを送り届けるには、やはり自ら化けてもらわざるを得ないのだ。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
、此処まで来てゐながら、国にも帰れずに、Fの埠頭まで貴方を送り届けると、そのまゝすぐ元の方へ引返さなければならないのではありませんか。
— 田山録弥 『海をわたる』 青空文庫
と申せばもうおわかりでござりましょうが、ひと重のしごきをわざわざ二重の袋仕立てにしたというのも、じつはその袋の中へてまえからの文を忍ばせて、首尾よく送り届ける仕掛けのためのくふうでござりました。
— お蘭しごきの秘密 『右門捕物帖』 青空文庫
関雪氏はいい気になつて、宿まで送り届けるからといつて、厭がる麦僊氏を無理強ひに出迎への自動車に積み込んだ。
— 大正八(一九一九)年 『茶話』 青空文庫
さあ、伝令兵を呼んで、この男を本籍地へ送り届けるようにしろ!
— または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊 『死せる魂』 青空文庫
老人の落着先が判れば托された品を次の便船で送り届ける事が出来ると思ったからである。
— 松本泰 『日蔭の街』 青空文庫
作例 · 標準
例句