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一見識

いちけんしき異読 いっけんしき
名詞
1
標準
well-informed opinion
文例 · 用例
しかるに最近、独自の一見識から蕪村を解釈する俳人が出、一書を著して上述の句解を反駁した。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
またステッキも、あれを振り廻して歩くと何だか一見識があるように見えて、悪くないものであるが、私は人より少し背が高いので、どのステッキも、私には短かすぎる。
太宰治 服装に就いて 青空文庫
ところが、鶴富組の主人は、一風変った一見識あり、タクシーの案内係の制服のまま見合いに出て来たという点が何よりまず気に入った。
織田作之助 わが町 青空文庫
誰だつて好い加減にする筈はないが、患者の数が少ければ少い丈、精密に観察することが出来るわけだから、あれも一見識だらう。
森鴎外 魔睡 青空文庫
彼は目録學にも一見識をもち、國史經籍志を書き、これは古く日本でも飜刻せられた。
――史記より清初まで―― 支那史學史概要 青空文庫
その人の平常の心掛けもしのばれて、一見識ある言葉と思つた。
島崎藤村 桃の雫 青空文庫
氏自身、芸術鑑賞上一見識を持ってい、芸術愛好者としての純粋な亢奮が伴うのであったらしい。
宮本百合子 狭い一側面 青空文庫
一回ごとに、作者の感想と思われる一見識が披瀝されている。
宮本百合子 婦人と文学 青空文庫
作例 · 標準
経済アナリストは、現在の市場動向について詳細な分析を発表し、将来の投資戦略に対する貴重な一見識を示した。
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国会での討論中、経験豊富な政治家は、提案された法案の長期的な影響について自身の見識を述べた。
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AI開発における倫理的課題に関する主任研究者の一見識は、シンポジウムの中心的な話題となった。
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「この件については、山田さんの見識を聞いてから決めたいな。」
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