雪あかり
ゆきあかり
名詞
標準
brightness of snow
文例 · 用例
日がとつぷり暮れても道は雪あかりで明るいのだ。
— 太宰治 『思ひ出』 青空文庫
」と言って、雪あかりに、またその、人間の手に変えられてしまった自分の手をしげしげと見つめました。
— 新美南吉 『手袋を買いに』 青空文庫
子供の狐は、町の灯を目あてに、雪あかりの野原をよちよちやって行きました。
— 新美南吉 『手袋を買いに』 青空文庫
貧病の薬いただく雪あかり。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
逡巡をする五助に入交って作平、突然手を懸けると、誰が忘れたか戸締がないので、硝子窓をあけて跨いで入ると、雪あかりの上、月がさすので、明かに見えた真鍮の大薬鑵。
— 泉鏡花 『註文帳』 青空文庫
ぎょっと致しましたが、そこはやはり旅馴れた出家で厶りますゆえ、雪あかりにすかしてよくよく女を見直すと、これがどうで厶りましょう。
— 佐々木味津三 『十万石の怪談』 青空文庫
」 取りのけて雪あかりをたよりながら見ながめるや同時に、名人も伝六も、伊豆守の面前であるのを忘れたほどに、声をそろえておもわずあッと叫びました。
— 千柿の鍔 『右門捕物帖』 青空文庫
水明かりと雪あかりを頼りにして、大勢の人影は白いゆうぐれの中をさまよっていた。
— 岡本綺堂 『探偵夜話』 青空文庫
作例 · 標準
満月の夜、雪あかりで庭がほんのりと明るかった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
部屋の明かりを消すと、窓の外からの雪あかりが幻想的だった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
雪あかりに照らされた夜道は、昼間とは違う静けさがあった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash