習い
ならい
名詞頻度ランク #13752 · 青空 270 例
標準
as is habit
文例 · 用例
それでも、持参の結納の品々を白木の台に載せて差し出し、「このたびは、まことに、――」と礼法全書で習いおぼえた口上を述べ、「幾久しゅうお願い申上げます。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
そのころ習い始めたメンデルスゾーンの「春の歌」の、左手でひく低音のほうを繰り返し繰り返しさらっていた。
— 寺田寅彦 『春寒』 青空文庫
学校で習うことは、誰でも習いさえすれば覚えることであり、一とわたりは言葉で云い現わすことの出来るような理窟の筋道の通ったことばかりであったが、亀さんの鳥や魚の世界に関する知識は全く直観的なものであって、とうてい教わることの出来ない種類のものであった。
— 寺田寅彦 『重兵衛さんの一家』 青空文庫
○「お習字、生花、お琴、おどり――こういうものに却ってモダニティを感じ、習い度いと思うことはあるけれど、さて、いざとなって見るとね。
— 岡本かの子 『現代若き女性気質集』 青空文庫
――僕はね、あの小説家の楢原氏のように正確なダンスでなくっても、もっとセンジュアルなのでもいいんだが、君から習いたいんだけど。
— 吉行エイスケ 『職業婦人気質』 青空文庫
吉蔵もうお寝よ、朝早く起きてお復習いな。
— 国木田独歩 『忘れえぬ人々』 青空文庫
しかしまだ習いたてだから何にも書けない。
— 国木田独歩 『画の悲み』 青空文庫
否々彼も人の子なり、我子なり、吾に習いて巧みにうたい出る彼が声こそ聞かまほしけれ、少女一人乗せて月夜に舟こぐこともあらば彼も人の子なりその少女ふたたび見たき情起こさでやむべき、われにその情見ぬく眼ありかならずよそには見じ。
— 国木田独歩 『源おじ』 青空文庫
作例 · 標準
「嘘も方便」と言うが、これも世の習いとして割り切るしかない。
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古い村では、今でも先祖代々伝わる奇妙な習いが守り続けられている。
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強い者が弱い者を助けるのが、我が家の家訓であり習いとなっている。
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