様折
さまおり
名詞
標準
文例 · 用例
六右衛門古庵様折ふし見え候半と推察仕候。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
私や妹等がお父様折角この服を着たのならネクタイはああいう色だといいのに、と云ったりした。
— 宮本百合子 『わが父』 青空文庫
粛啓 時下残暑凌ぎがたく候処益※御清穆の御事と存上候 却説 伯爵様折入って直々貴殿に御意得度思召に被在候間明朝九|時御本邸へ御出仕可然此段申進候 早々頓首花岡伯爵家八月十五日富田弥兵衛内藤常太郎殿 富田さんは家令だ。
— 佐々木邦 『苦心の学友』 青空文庫
殿樣折角のお頼みですが、私は馬鹿になつたつもりでこのまゝ歸りませう」「――」「でも、お孃樣、十手|冥利、どうしてこんなことになつたか、それは一應調べなきやなりません。
— 若黨の戀 『錢形平次捕物控』 青空文庫