ツンと
ツンと異読 つんと・ツーンと・つーんと・ツンッと・つんっと・つうんと
副詞動詞-サ変
標準
standoffishly
文例 · 用例
家の娘は四歳であるが、ことしの八月に生れた赤子の頭をコツンと殴つたりしてゐる。
— 太宰治 『純真』 青空文庫
「だつてね、太つたくせに顔の陰が尖るつて質の女は一度ツンとすると其の後はもう理由もなしにツンとし通すものだから……」「こいつ大した苦労性だな、気の小さい……」 夕方行くとS子は最も他人行儀を示した。
— 中原中也 『分らないもの』 青空文庫
家の娘は四歳であるが、ことしの八月に生れた赤子の頭をコツンと殴ったりしている。
— 太宰治 『純真』 青空文庫
と同時に彼の足は小荷物台から攫われて、尻や背中でゴツンゴツンと調子をとりながら、コンクリートの上へ引きずり下された。
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
空がツンツンと光ってゐる。
— 宮沢賢治 『あけがた』 青空文庫
室の隅っこに淋しく残された鏡台、とり散らかされた化粧道具、(それが静かにダブッて) 鏡台の辺りに転がって居る一升徳利、もう一つコロコロ転がって来て二つコツンと衝突しました。
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
お光、気強くツンと横向いたが流石に涙ぐんで居る。
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
と忽ち、 団九郎、一つコツンと叩かれた。
— 山中貞雄 『武蔵旅日記』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は挨拶もせず、ツンと横を向いて通り過ぎた。
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彼はいつもツンとした態度で、なかなか本心を見せない。
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「何だか今日はみんなツンとしてるね。何かあったのかな?」
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標準
pungently (of a smell)
作例 · 標準
酢の匂いがツンと鼻にくる。
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この香水は、ツンとくる強い香りが特徴だ。
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「うわ、この部屋、なんかツンとする匂いがする。」
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標準
long and pointed (e.g. of a nose)
作例 · 標準
彼女はツンと高い鼻が印象的な美人だ。
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その鳥は、ツンと尖ったくちばしで魚を捕らえる。
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「絵のモデルは、ツンと上を向いた顎が特徴的だ。」
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標準
popping (of ears)
作例 · 標準
気圧の変化で、飛行機に乗ると耳がツンとする。
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高い山に登ると、必ず耳がツンとして聞こえにくくなる。
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「急にエレベーターが下がって、耳がツンとしたよ。」
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