凪ぐ
なぐ
動詞-五段-ガ行動詞-自動詞頻度ランク #26580 · 青空 343 例
標準
to become calm (of the wind, sea, etc.)
文例 · 用例
こっちは何にも知らなかろう、風は凪ぐ、天気は可。
— 泉鏡花 『歌行燈』 青空文庫
やあれ、日はよし、地はよし、海や凪ぐし、今年や豊年歳、穂に穂が咲いた、やあれ、テケテケ、チヤンチキ、チヤンチキナ、ありやりや、こりやりや、これわいさのせえい。
— 北原白秋 『畑の祭』 青空文庫
日の暮るゝまでには凪ぐべし。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
風が小凪ぐと滅入るような静かさが囲炉裡まで逼って来た。
— 有島武郎 『カインの末裔』 青空文庫
そして夕風のぱったり凪ぐような晩には、暑さはかえって真夏よりも烈しく、夜ふけの空にばかり、やや目立って見え出す銀河の影を仰いでも、往々にして眠りがたい蒸暑に襲われることがある。
— 永井荷風 『蟲の声』 青空文庫
そして夕風のぱつたり凪ぐやうな晩には、暑さは却て眞夏よりも烈しく、夜ふけの空にばかり、稍目立つて見え出す銀河の影を仰いでも、往々にして眠りがたい蒸暑に襲はれることがある。
— 永井荷風 『蟲の聲』 青空文庫
どんなに烈しい嵐でも傷つかずにきりぬけてゆくのに、そのあとで風が凪ぐと、大ゆれにゆれてマストを水につけてしまうのだ。
— ワシントン・アーヴィング Washington Irving 『ジョン・ブル』 青空文庫
急に烈しい突風が起こって浪が荒れ、少時間の後にまた急に凪ぐことは、山の湖水にはよく起こる現象であって、富士山麓山中湖にも幾度かそういうことがありました。
— マルコ伝による 『イエス伝』 青空文庫
作例 · 標準
嵐が去り、海は次第に凪いできた。
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風が凪いで、水面は鏡のように静かになった。
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水平線には、ようやく波が凪ぐ気配が見えてきた。
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