留守を預かる
るすをあずかる
表現動詞-五段-ラ行
標準
to take charge during someone's absence
文例 · 用例
留守を預かる番士の者も相当の数らしく、御門の厳重、お長屋の構え、なかなかに侮りがたい厳しさでした。
— 旗本退屈男 『旗本退屈男 第一話』 青空文庫
「いらぬ邪魔立て致して、御僧は何者じゃ」「当行学院御院主、昨秋|来関東|御巡錫中の故を以て、その留守を預かる院代玄長と申す者じゃ。
— 身延に現れた退屈男 『旗本退屈男 第六話』 青空文庫
留守を預かる諸藩の人たちと、出征兵士のことを気づかう市民とだけがそのあとに残った。
— 第二部上 『夜明け前』 青空文庫
その晩のうちにお夏を浪人大井半之助に手渡してその保護に委ね、千住から和助の伜清次郎を救ひ出して、留守を預かるお房に引渡し、平次とガラツ八は尾久を去ることになつたのです。
— 狐の嫁入 『錢形平次捕物控』 青空文庫
教習所を出たてのその若い警官氏は、この日は非番だったので、家内揃っていささか祝宴を催していたところ、騒動は追追劇化して、署内が全部出払うようになったため、夕方から急に駆り出されて、五人の同僚とともに署の留守を預かることになった。
— 久生十蘭 『魔都』 青空文庫
八五郎は最初は躍起となつて、この捕捉し難い兇賊の影法師を追ひ廻しましたが、結局八五郎如きでは手に了へないとわかつたのと、もう一つ、三輪の萬七が平次の留守を預かるといふ口實で、お神樂の清吉その他、夥しい子分をつれて乘込み、「錢形の親分が留守のうち、俺が此邊まで乘出して來ることになつたんだ。
— お長屋碁會 『錢形平次捕物控』 青空文庫
その晩のうちにお夏を浪人大井半之助に手渡してその保護に委ね、千住から和助の倅清次郎を救い出して、留守を預かるお房に引渡し、平次とガラッ八は尾久を去ることになったのです。
— 狐の嫁入 『銭形平次捕物控』 青空文庫
お組屋敷の人たちは総出でその追捕方に向っているために、家庭においては出陣の留守を預かるような心持で、眠るものとては一人もありません。
— 如法闇夜の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
作例 · 標準
社長が海外出張に行っている間、専務である彼が会社の留守を預かる。
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主人が単身赴任をしてからというもの、私が一人でこの家の留守を預かっている。
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監督の留守を預かるコーチ陣は、プレッシャーで胃が痛い毎日を送っている。
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