緑がかった
みどりがかった
形容詞-語幹
標準
greenish
文例 · 用例
その間にも噛みこなす事は休まず続けているので、毛虫の形はだんだんに消えて緑がかった黒色の塊に変りつつあった。
— 寺田寅彦 『蜂が団子をこしらえる話』 青空文庫
ふたりは、自分たちの名前の、さいしょの文字を、緑がかった、灰色のみきに、ほりつけました。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『年とったカシワの木のさいごの夢』 青空文庫
麻の葉模様の緑がかった青い銘仙の袷に、やはり銘仙らしい絞り染の朱色の羽織をかさねていた。
— 太宰治 『彼は昔の彼ならず』 青空文庫
頭の髪も大人らしく分け、緑がかった背広を着ています。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
樺太虎杖の花は内地で見るようなほのぼのとした淡紅いろを含めていないが、その緑がかった薄黄は却て虔ましくてあわれであった。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
緑がかったスコッチのジャケツを着て、ちぢれた金髪を無雑作に桃色リボンに束ねている。
— 寺田寅彦 『旅日記から(明治四十二年)』 青空文庫
山根さんはふだん着ではなく、大島の着物羽織をき、万年青構図の緑がかった落着いた帯をしめ、髪もきれいにとかしていた。
— ――「小悪魔の記録」―― 『南さんの恋人』 青空文庫
空は緑がかった青にすみきり、鳥がわたり、モズが鳴き、赤トンボが群をなして低く飛ぶ。
— 高村光太郎 『山の秋』 青空文庫
作例 · 標準
彼の瞳は、光の加減で少し緑がかった色に見えた。
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緑がかったガラス製のコップは、涼しげで夏にぴったりだ。
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森の奥深くには、緑がかった苔に覆われた岩が点在している。
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