出放題
でほうだい
形容動詞名詞
標準
free flow (of water)
文例 · 用例
出放題の和歌を詠んでは人を笑わせ、縁を取持っては人間の種をアチコチに蒔いてまわるのが何よりの道楽で……棄てた水仙、粋ゆえ身故、水に濡れ濡れ花が咲く……とか申しますなあ。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
近頃|痳疹が流行りよるけに何かよい禁厭はないかちゅう話から、わしが気休めに書いて遣った、意味も何もない出放題じゃ。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
俎板とんとん庖丁チョキチョキ、出放題な、生欠伸をして大歎息を発する。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
」 と出放題な事を云う。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
穀蔵に広い二階|立の物置小屋、――其|階下が土間になつてゐて、稲扱の日には、二十人近くの男女が口から出放題の戯談やら唄やらで賑つたものだ。
— 石川啄木 『刑余の叔父』 青空文庫
が、それも出放題過ぎるなら、怪我……病気だと思ったらどうです。
— 泉鏡花 『神鷺之巻』 青空文庫
出放題でございます」 厨子王は言った。
— 森鴎外 『山椒大夫』 青空文庫
「寒鯰を喰ふたら、そんな出放題は吹かなくなるべえよ。
— 牧野信一 『月あかり』 青空文庫
作例 · 標準
山からの雪解け水が「出放題」で、川が増水していた。
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故障した水道管から水が「出放題」になり、廊下が水浸しになった。
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彼の悪口は「出放題」で、周りの人たちを不快にさせていた。
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