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読み下し

よみくだし
名詞
1
標準
reading a text from start to finish
文例 · 用例
立入った理論はぬきにして、試みにある一つの歌を一遍声を立てて、読み下した後に、今後は口をむっと力を入れてつぶって黙読してみるといい。
寺田寅彦 歌の口調 青空文庫
まして聖賢の書は、言葉は簡単だがその意味するところは遠いものなので、自分勝手な了見で、疎かに読み下し、そして読了するようなことは、実に宜しくない事である。
幸田露伴 一貫章義(現代訳) 青空文庫
葉子は思い余ったその場のがれから、箪笥の上に興録から受け取ったまま投げ捨てて置いた古藤の手紙を取り上げて、白い西洋封筒の一端を美しい指の爪で丹念に細く破り取って、手筋は立派ながらまだどこかたどたどしい手跡でペンで走り書きした文句を読み下して見た。
有島武郎 或る女 青空文庫
さすれば……」 甚斎は間が悪いように段々と声を落して、くどくどと口のなかで読み下した。
薄田泣菫 艸木虫魚 青空文庫
ご足労ながら、いま一度ご検分願わしく、ご来駕待ちわびおり候」 読み下しながら、静かな笑みをみせると、ふりかえって、伝六を促しました。
血の降るへや 右門捕物帖 青空文庫
自分は其頃兄に教はつて居た白文の八家文の難解の処を読み下し、又は即席に七|絶を賦して、大いに二人を驚かした。
田山花袋 重右衛門の最後 青空文庫
」と平左衛門、封を切って読み下した。
国枝史郎 剣侠受難 青空文庫
「只今これを受信いたしました」 さしだす紙片を艦長は手にとって、読み下した。
海野十三 浮かぶ飛行島 青空文庫
作例 · 標準
この古文書の読み下しは、非常に困難な作業だった。
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詩を読み下すことで、作者の意図を深く理解できる。
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彼は滑らかな日本語で、古い経典を読み下した。
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2
標準
transliterating classical Chinese into Japanese
作例 · 標準
漢文の読み下しは、文法や語彙の知識が必要だ。
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昔の学生は、漢詩の読み下しを毎日練習していた。
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専門家が、出土した石碑の文字を読み下している。
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