某日
ぼうじつ
名詞副詞
標準
certain day
文例 · 用例
今年の秋祭はわが帰省中にとの両親の考えで少し繰り上げて八月某日にする事ときめてあったが、数日来のしけで御供物肴がないため三日延びた。
— 寺田寅彦 『祭』 青空文庫
来月の某日が何曜日になるかを見たいのだと答えると、それならば「カレンダー」で間に合うでしょうというのである。
— 九鬼周造 『外来語所感』 青空文庫
しかし、よく考えてみると、某年某月某日某所で行なわれた某の銅像除幕式を他のある日ある場所で行なわれた他の除幕式と明白に弁別しようとするときに最も著しき目標となるものは何であるかというと、かえって上記のごとき零細|些末な現象が意外にも重大な役目をつとめることを発見して驚く場合があるであろう。
— 寺田寅彦 『ニュース映画と新聞記事』 青空文庫
三 三上戸 あるビルディングの二階にある某日本食堂へ昼飯を食いに上がった。
— 寺田寅彦 『三斜晶系』 青空文庫
さて十一月|某日、自分は朝から書斎にこもって書見をしていた、とあらためて書き出す。
— 国木田独歩 『小春』 青空文庫
然るに某日のこと、樵夫が山稼ぎに出かけると、彼の虎ヶ窟の中から白い煙の細く※るのを見た。
— 岡本綺堂 『飛騨の怪談』 青空文庫
お皿一枚に五十円、百円、否、万金をさえ投ずる人の気持は、ついに主人の不可解とするところの如し、某日、この主人は一友を訪れたり。
— 太宰治 『花吹雪』 青空文庫
某日、五明楼玉輔が人形町の末広亭から岡吉へ往って、木戸から客席の庭を通って楽屋の方へ往こうとしたところで、縁側の障子の外に微汚いよれよれの法衣を著た男がしょんぼりと坐っていた。
— 田中貢太郎 『寄席の没落』 青空文庫
作例 · 標準
某日、彼は突然会社を辞めて、世界一周の旅に出た。
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「来月の某日にお会いしましょう」と、秘書がアポイントメントを取った。
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数年前の某日、この街で大きな祭りが開催されたのを覚えている。
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